2011年5月アーカイブ

参入している人が多い市場は売れているからなのです。
誰も参入しないのは売れないか、面倒なのか、誰も気がついていないかなのです。

たとえば、近くに全然お花屋さんがない、という場合、2つの可能性が考えられます。

・ここでお花屋さんをやったら、儲かるんじゃないの?
・花が売れない場所だから、花屋さんがいないんじゃないの?

市場にも同じ事がいえます。

競争相手がいないということは、ニーズがない。
反面、市場に火がつけば、独占できる。

新しい市場を作る際、参入する際には一考してみてください。



「お待たせしました」と言ってみる

「だんご始めました。」
近所の和菓子屋さんに春になると店先に貼られます。
多分、冬の間には団子をつくっていないだろうと想像しますが、なんか新しい商品が増えたような気がして、団子を買ってみようかなという気になりませんか?

よくある手法なのですが、
「お待たせしました、やっと○○が入荷しました」と店先に貼り紙をすると注文が多くなります。

これは新商品ではないものをいかにも新商品のようにアピールする事ができます。
お客さんの気持ちを動かす魔法の言葉なのです。

魔法なので、いつでも効くわけではありません。
ただ、タイムリーに使うと効果ありますよ。

あなたが欲しいものはなんですか?

商品開発をする上で、自分が得意なものや作りたいもの、作りやすいものを商品化してしまうことがある。
日本のモノ作りは「作ってから売り方を考える」スタイルが中心だった。
今でも、そう言うケースは少なからずある。
しかし、本来の商品化の姿というのは、「欲しがっているものを作る」ことなのである。

人が欲しがっているものを考えてよいが、一番身近なひと、それは自分自身。
そう、自分自身が欲しいものを作ればいいのだ。

まずはそこから考えてみる。
自分が欲しいものはなんだろう、と。

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