欲しいものを提供すると人は集まる。

そういえば、会社員時代にやっていた自主活動を思い出した。
tipslab.ne.jpって憶えてる?
部署内でホームページを立ち上げて、コンピュータプログラムのちょっとした情報を提供しようというもの。
有料でサポート契約を取ろうとしたが全くダメだった。
(僕も忘れてたけど、記事が残ってる
もう、サイトのアーカイブも残っていない。あたりまえか、15年くらい前の話だ。

その代わりやりたいことをやってた。情報はすべて無償提供にして。
ただし、時間外にね。
昼休みにミーティングして、休日にコンテンツを作る、みたいな。
あれはあれで楽しかったな。

その中にヒットしたコンテンツの一つが、OracleというDBMS(データベース管理システム)のエラーメッセージ検索システム。
当時、分厚いマニュアルを読まないと見つけれないものをホームページで検索できるやつ。
ただし、利用者が増えてきたら、著作権の問題があるんじゃねと2chあたりでささやかれはじめ、そのコンテンツは削除。
ソフトバンクの関連会社だったので今だったら、大炎上してたかもね。
これは、今のオラクルのサイト。今は検索できるんだよね。
oracle.jpg

そんな好きなことをやらせてくれた会社には感謝しておりますが、このサイトの運営に関わっていたコアメンバー4名はそれぞれ別の道へ。
各々別の理由があるにせよ、多分やりたいことをやりたくなっただろうな。

価値のある情報を欲しい人に提供することで対価をいただく。
当たり前のことですが、情報があふれるこの世の中で情報の価値がどんどん下がっています。
質の高い情報を提供できる(結局自分で経験した情報になるんだろうと思う)ことがいまだに求められています。
そういうことをこれからも追及していきたいと思っています。

ふと気が付くと好きなことやって、利用者が有益な情報を提供しているじゃん、俺。