AKB総選挙にみる競争のない教育

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前提として、AKB総選挙のような金儲けなイベントは興味がないし、むしろ反対です。
まあ、否定や批判する方は多くおられるとおもうので、僕があえてここで書く必要はないでしょう。

しかし、当のAKB本人達にみれば、とても大きなイベントでしょう。
数百人の中から順位が発表されるなんて、それも他人から選ばれて。。

そう、思えば学校というのは今は点数をつけたり、順位をつけたりすることが悪いと言われる場所です。

成績表を見ても、「よい」とか「ふつう」なんだかピンと来ないし。
相対評価ではないので、クラスの中で優劣をつけなくてもいい社会ですよね。

でも現実社会は、「普通」ではダメなんですよ。
得意技があったり、一番であることが評価されます。

思うのですが、「順位付けをしてこない世代」は思いのほか順位付けに興味をもっているんじゃないかなー、と。
だから、AKBの総選挙は投票する方も盛り上がる。
選挙って自分が入れたひとを応援したくなるんですよ。
投票したら、一票でも参加している気持ちになれるし。

そう言う意味ではもっと学校のときから順位付けをしたほうがいいのかもしれないなと思うのです。
順位付けに飢えているような気さえします。
順位をモチベーションにできる社会の方がきっと楽しい。
それもゲームとして楽しむ事ができれば最高です。

見てるだけじゃなく、参加して、盛り上がって、みんなで喜べば、いいじゃんって、思いました。

もっとモチベーションをあげられる教育ってあるんじゃないかな。
そんなことを感じた総選挙でした。