ジュラシックパークなどの原作で知られるSF作家のマイクル・クライトン氏が亡くなりました。
実は僕は、この作家の本を読んで、SFの面白さを知ったといってもいいすぎじゃないです。
中学校のときに人に勧められて、星新一のショートを読みました。
星新一さんと言えば、日本のSF作家の代表です。
しかしながら、星新一さんの本を読んでも全然面白くなかったし、逆にSF嫌いになってしまったのです。
それ以降SFを読むのはやめたのですが、社会人1年生の時に先輩が課題として、マイクル・クライトンの「アンドロメダ病原体」を読んで感想を書くというものが与えられたのです。
そのときにその先輩に言いました。
「僕、SF読まないんですよ。」
そしたら、「いいから読んでみて。まあ、課題なので読まなきゃダメだけどね。」とおっしゃいました。
僕はしぶしぶ「アンドロメダ病原体」を読んだのですが、これが、すごく面白いんですよ。
「これがSFの世界か」と感じ、読み終わった後、この本とマイクル・クライトンを紹介してくれた先輩にお礼を言いました。
ストーリーは忘れてしまいましたが、本が面白かったことやその先輩との出来事を強く憶えています。
マイクル・クライトンが亡くなったのは残念ですが、こんなに面白い本達を世の中に出してくれたことを感謝したいと思います。