人を集めるということ

人を集めること、つまりお客さんを集めたり、社員を集めたり、何かのメンバーを集めたりすることはよくあります。

人を集めること自体は難しいですが、それよりも難しいのは「集めてから」です。

ただ、人を集めるための方法はたくさんあります。書籍でもインターネットでも山のように情報があふれています。

人を集める理論はマスマーケティングのお話です。

でも今はマスマーケティングでは人が動きません。

それは、最近のマーケティングの書籍などを見てもすぐにわかります。

 

集めてもしょうがない人を集めるのではなく、必要な人だけを集めることが必要なんですよね。

 

ですから、集めること注力するのではなく、集めてからどうするかを注力する必要があります。

 

これってわかってるようでわかっていないのです。

なぜなら、集めるために何をするのかというテクニックが大流行で、集めることが重要かのごとく、業者が振る舞っているからです。

でも実際提供されるテクニックで地味で着実で、面倒くさいことが多いんですけどね。

本当はその「面倒くさいこと」が集めてからのこともきちんと考えていたりするんです。 

 

さて、話はかわりますが、マドンナっていますよね、ええ、その有名なマドンナさんです。

マドンナは自分の楽曲が当時のクラブなどでDJに勝手に使われることを制限せずにやらせていたそうです。

普通は「私の楽曲使うなら金払ってね」みたいなことになるわけですが、そうはしなかった。

その結果、DJ達はバンバン、マドンナの曲を使ったわけです。

すると今の若い人たちもマドンナの曲をみんな知っているということになり、今でもマドンナがアルバムを出したり、音楽活動がやりやすい環境をつくりあげてしまいました。

はじめからねらっていたかどうかはわかりませんが、できそうでできないことです。

一見、損しているように見えてもそうではない。ちょっとすごいですよね。 

 

そう、マーケティングって続いているんです。

ずっとその先に。