2008年はどうなる?

年末になると来年どうなるか、毎年書いている訳ですが、去年の年末に書いたことは当たっていたでしょうか?

http://www.tsiii.com/tsiblog/2006/12/post_207.html

まあほぼ予想通り、かな。。IE7とMySpaceがイマイチだったね。

携帯が思いのほか進んだね。料金体系も含めて。

さて、来年の予想をぼちぼち始めますか。 

 

IT業界の2008年は「速い、軽い、小さい」が合い言葉です。
スピードと軽量感のあるものそして、文字通り小さいことです。

1.Apple VS MS

AppleはLepardを出し、来年早々にThinクライアントを出すという噂があります。これからもガンガン攻め続けていくでしょう。
Appleの目玉はiPhoneとiPod Touchの進化でしょうね。

一方、MSはVistaを普及させたいと思いながら、OneCareとかSilverLightなどいくつかキープロダクトを年末に発表しています。どれもはやりそうもありませんが。。。またWindows2008Serverがリリースされますが、Vistaと同じように様子見ムードです。
動くのはWindowsMobileです。携帯のスマートフォンが増えています。
スマートフォンはAppleがくるまではWindowsMobileの独占状態のはずなので、攻めて行くはずです。

2.スマートフォンの流行

携帯の料金体系見直しに伴い、携帯電話を気軽に持てるようになってきています。
そこで通話機能はおまけになり、インターネット(メール、ウェブ)機能が充実したもの携帯を2台目として持つようになってきます。
パソコンを持って歩くのはちょっとね。。。

3.Thinクライアントが復活

一昔前、ハードディスクを持たないパソコンを各社発表しながら、失敗に終わった時代がありました。
ネットワークがもっと遅く、メモリが高価だった時代です。
今はネットワークも早く、メモリが安い。そして、ブラウザさえ動けば、メール、ワープロ、表計算、プレゼン、音楽/動画プレイヤーなどが可能な時代です。
ようやくThinクライアントの時代です。
各メーカーがこぞって発表してくるでしょう。

4.無線LANの公衆化が一気に進む

無線LANが一気に進むカギは実はiPod Touchです。こいつが無線LANがないと力を発揮しないことから、どんどん無線LANが進み、どこでもインターネットの時代へ突入します。
広めるための音頭をどこがとるかで普及のスピードが変わりますが。。

5.携帯での買い物がもっと一般的になる

携帯電話を使いネットで購入という行為が当たり前のようになります。
決済手段も含め、携帯電話はIT分野のひとつのカギになることははずせないでしょう。

6.電子マネーはnanakoが勢いを増す

電子マネーはどんどんのびることになりますが、 そのなかでもnanakoは拡大していきます。
7イレブンだけでなく、ヨーカドーなどでも利用可能になれば、すごいでしょうね。
そういえば、マクドナルドもどこかと組んだはずなのに。。イマイチ。いっそのこと7ドリームとやればおもしろいかも。

ま、このくらいにしておきます。


日本経済は堅調にきていたところにアメリカのサブプライム問題がはじけて、一気に不安定となり、ドル離れで日本経済は停滞しています。
原油高でいろいろな原材料が値上がりし、物価は上がるばかり。
福祉のための消費税アップもいいですが、根本的な景気の底入れしないと格差がさらに広がります。
格差が広がると治安が悪くなりますので、もう少し真剣に考えてもらいたいものです。

さあて、2008年。どんな年になるでしょう。

2007年は謝罪会見ばかりみていたような気がしますので、来年は少ないことを望みます。