年末調整に思う事務の煩雑化

12月になりました。

いつも年末になると思うのですが、この時期恒例の年末調整です。

まず個人の書類が1つ増えますよね。そう、国民年金納付の証明です。

厚生年金の場合は問題ないと思いますが、国民年金を納めていない人がいるにもかかわらず、支払い予定分を全額控除としてしまう人がいるらしいのです。

でもこれ、社会保険庁と税務署がまったく無関係に動いているのでそんな証明書が必要なんですよね。

 

あとは会社の事務的には書類のチェックと税金の計算、源泉徴収書の作成です。

大きな会社は給与システムがやってくれるから正しいような気がしていませんか?もちろん、源泉徴収の計算は自動でやってくれますが、控除した金額などは経理の人が目でチェックしてパソコンで入力するわけです。

つまり、間違う可能性は十分あります。

しかし、給与明細って誰も真剣に見ないのでほとんどノーチェックです。

自分の給与、年末調整の計算なんてやったことないですよね。

ぜひ一度やってみたほうがいいですよ。

 

会社ではほかに今年の年末調整の計算と所得税の合計支払い書を作ります。

基本的に所得税は会社の預かり金になっていますので、会社が持っています。

でも年末調整をした結果、預かり金よりも多く社員に還元することもあるのです。

そうするとその分は税務署が負担してくれるわけではありません。

会社が負担しておいて、来年以降の所得税から差しひいていきます。

つまり、この年末、会社のキャッシュが一時期減る可能性があるわけです。

なんて税金を会社が立て替えないといけないのか、わかんないですよね。。。

 

いやー、面倒でしょ?面倒なんですよ。

でも来週くらいから手をつけようかな。今年の12月は給料日が22日なので早めにやっておかないとね。

 

ということで、愚痴みたいになってしまいました。

経営は経理も必要なんだよね。。^^;