「頭がいい人、悪い人の話し方」に見る日本人

ベストセラー「頭がいい人、悪い人の話し方」読みましたか?

嫁さんが珍しく本を買ったというので、借りて読みました。
いや、正確に言うと途中で読むのやめちゃいました。
多分、1章を読みきったところくらいでつらくなりました。

本の内容がどうのこうのではないのですが、
「あなたは~~にこう思われている。」とか
「こういう話し方は~~と思われる。」とか続きますよね。

「別に誰にどう思われてもあまり関係ないね~」なあんて思ってしまったのです。

著者の方は数十年かけて、データを集めたと言われています。
それ自体はすごいことです。

しかし、それを読む人たちというのはいかがなものでしょう。ましてやベストセラー数十万部売れています。
日本人は誰にどう思われるか、誰にどう思われたくないか顔色を伺う人種です。
まさに日本人だからあたった本です。
そういう意味でとてもよいマーケティングのお手本です。

セールスマンでも「みなさん買われてますよ。」とか「今始めないと遅れちゃいますよ」とか言いますよね。
そういった売り文句に弱いのです。
「みんな」がどうしているかが気になるのです。実際に「みんなって誰?」とか聞くと答えられないことがあります。

さて、

そうそう、最近、みんなインターネット力つけてるらしいよ。
ブログとかどんどん増えてるしね。
企業ホームページもみんなブログで作りはじめてるらしいよ。

なんちゃってね。
冗談はさておき。

商売はみんながやっていないものをやったほうが勝ちです。
人からどう思われてもあまり関係はないのですが、少し先を見たほうがいいです。人よりも半歩でも先に向かっていないとすぐ追いつかれてしまいます。

でも、売れるものは参考になります。
どんなものからでもヒントをつかみましょう。

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