フリーイズム(Free-ism)の動き

グーグルに代表される、「無料」サービス。

サービスや情報、アプリケーションを無料で開放し、集客力を高めた上で、顧客から何かしらの対価を得る。

実は新しい話でなく、古典的な方法だ。
ティッシュ配りから無料サンプル配布、デパ地下やスーパーでの試食もそのひとつ。


ただ、グーグルなどは無料の範囲が半端ないので大量に人を動かすほどの力を持っている。
デフレの世の中では有効な手段であるが、インフレになるとそれほど注目されなかったかもしれない。

さて、「フリー」は今後どうなっていくのだろうか。

この動きはまだ止まらない。
時代はまだまだ不況であり、フリーを求め続けるからだ。


われわれ、サービスを提供する側はどう使うかが問題。

フリーにすれば人が来る。
でもそのあとに自分が何かの対価を得なくてはならない。
そこが考えどころ。

お試しや期間限定やキャンペーンなどで短期間で新規顧客を集める仕掛けが必要になる。
ちょっとしたお得感を魅せられれば、それでうまく行く事もある。

その「ちょっとしたお得感」を考えるのがあなたです。